僕のヒーローアカデミア304話『緑谷出久と八木俊典』のネタバレになります。
303話では轟家の話の結末と、それを聞いていたホークスとベストジーニストが、エンデヴァーと共に荼毘と戦うを決意しました。
また、デクが病室で寝たままですが、オールマイトは先代の「ワン・フォー・オール」の継承者と会っていることを感じるとこで終わりました。
僕のヒーローアカデミア304話ネタバレ
デクは深い眠りの中、他のヒーロー達のことを心配し、心の中で皆の名前を呼びます。
そこに、先代の「ワン・フォー・オール」継承者達が目の前に現れます。
デクが忙しいことは分かっていながらも、5代目の万縄が大事な話があると話を始めます。
先代達は「ワン・フォー・オール」が急速に成長したことで、以前よりも簡単に干渉できるようになったと言います。また、継承者同士もコミュニケーションが取れるようになったと。
デク自身は口が薄く存在するだけなので上手く話せません。
すると、自分が説明するとデクの前に出てきた人物がいます。四代目継承者の四ノ森避影です。
オールマイトの真実
デクは四ノ森避影が40歳で亡くなったことは、オールマイトのノートを見たことがあったため知っていましたが、死因までは知りませんでしたが、四ノ森は自身の死因を『老衰』であると伝えます。
死因はオールマイトが調べてくれたことであり、当時はわからなかったようです。
四ノ森は継承時点でオール・フォー・ワンに敵わないことを悟り、自分のターンは力を培うことを決めて鍛え続けました。そして享年、四ノ森の体にはヒビが入ってしまいました。
四ノ森は、鍛え方が足りない、もしくは何かの感染症を患って亡くなったと考えましたが、後日オールマイトが老衰であると結論づけたのです。複数の個性を内包することは、その分命を燃やすことであると。
しかし、デクは一つ疑問を覚えます。一番長い期間「ワン・フォー・オール」を所有していたのはオールマイトであることです。
初代継承者は、オールマイトはなぜ自分は「ワン・フォー・オール」長い期間所有していられたのか?その答えにたどり着いたといいます。
四ノ森以外は戦いの中で亡くなってしまったということもあり、オールマイトと四ノ森の比較することしかできなかったのですが、一つの答えに辿り着いたと。
四ノ森にあって、自分にないものは何かと。
その言葉でデクは気がつきます。
「オールマイトは無個性」
最後の継承者
オール・フォー・ワンが言っていた個性因子に人の意識が刻まれると言うことから考えると、オールマイトは個性を持たないため本来であれば、この場にいないはずです。
そこから導き出されるのは、オールマイトだけが「ワン・フォー・オール」そのものに意識を宿らせていたということ。
無個性だったからこそ、オールマイトだけが「ワン・フォー・オール」を真の個性とすることができたということです。
問題は、次に継承できるものがいないかもしれない。ということ。
ただえさえ、個性を持った普通の人間が継承すれば寿命を縮めてしまうのに、歴代の個性が発現してしまった今、さらにそれが不可能に近くなったということです。
絶滅危惧種とも言える無個性の人間がデクが生きている内に現れれば別の話ですがほぼないでしょう。
そして最後に志村菜奈が「そこが本題だ、出久くん」
「君 死柄木弔を殺せるか?」