呪術廻戦142話/週刊少年ジャンプ/集英社
こちらでは呪術廻戦142話「お兄ちゃんの背中」 のネタバレ・感想についてまとめてます。虎杖vs乙骨と直哉vs脹相と二つの戦いが並行して行われてきましたが、141話「うしろのしょうめん」では乙骨がリカちゃんと共に、虎杖の心臓を突き刺し勝利します。
今回はその続きとなります。
呪術廻戦142話「お兄ちゃんの背中」のネタバレ
142話はもう片方の直哉vs脹相に決着がつきます。
「赤鱗躍動」を発動したあとからになります。
なぜ兄が強いか
直哉は脹相に対して「何者だ?」と言った問いかけます。脹相は「兄さ、10人兄弟のな」と答えます。
するとそれに対して、直哉は「答えになっていない、なんでそんなしぶといのかを聞いている」と返します。
脹相は全話で発動した「赤鱗躍動」で身体能力を上げることで、直哉の術式「投射呪法」になんとかついていこうとしますが、直哉に動きを読まれカウンターを受けてしまいます。
脹相は、脇腹を得物(小刀)で刺されていることに気づきます。
直哉はしつこいから使わせてもらったと、得物をチラつかせます。
直哉はさらに、止血を気にしながらどこまでやれるのか試してみるか?と言い放ちます。
ただ、直哉は術師が得物持っていることはダサいと思っているようで、理由はそれがないと勝てないからとのこと。
直哉は、続けて自分の兄が武器を持って戦うことをみっともないと思っていると言います。
脹相は、「兄が嫌いなんだな」というと、直哉ははっきりと「嫌いやね」と返します。
続けて、弟より劣っている兄なんかいらない。さらには、首を括ったら良いとまで言います。
それに対して脹相は、「その兄弟達のおかげで、今のオマエがあるのかもしれんぞ」と言います。
直哉は明らかにイラついた顔でキショい事言うなと言いますが、脹相は良くても、悪くても兄は弟の手本だと言い、兄が間違っていれば弟はその街を避ければ良い、逆に兄が正しければその道を弟は通れば良いと言います。だから、直哉が強いのは、兄が弱かったからではないかという持論を述べます。
そして、脹相は自分が何故しぶといのか教えてやると言います。自分は長男だから手本がない、何度も何度も間違えると言います。
そして、「それでも弟の前を歩き続けなければならん」「だから、俺は強いんだ」と言い放つのでした。
150年
脹相は出血を止めるどころか、逆に大量の血を流します。直哉はそれを見て「なんでこの出血で生きとんねん」と思います。
脹相は九相図という呪霊と人間の混血であるので、呪力が切れない限りどんなに出血しても死なない特異体質でした。
それを見て、直哉は距離を取ります。これが裏目に出て、直哉は大量の血によって脹相を見失ってしまいます。
そこから大量の血液を避けていく直哉ですが、隙を突かれ下半身に血がかかってしまいます。「足が重い」と感じたところに、脹相は「詰みだ」と言い、百斂の構えをします。
脹相の特異体質を知らない直哉は、脹相は今や出血多量の死にかけだろうと考え「俺の術式は事前に24fpsで作った動きをトレースする」と言いながら突っ込みます。
直哉はこの距離だったらと自信があったようです。
しかし、150年間、長男として弟の前を常に歩き、手本もなく何度も間違え、何度も自分で考えやってきた脹相のオリジナルの術式「超新星」で直哉を見事仕留めました。
150年、弟のために失敗しながら試行錯誤してきた男の勝利。
…と思えた脹相の後ろに、虎杖を引きずりながら乙骨が現れます。
「辛そうですね、直哉さん」と言いながら、一発で脹相を倒します。
142話終わり