キルホーマン蒸溜所は、2005年にアイラ島に124年ぶりに誕生した蒸留所で、19世紀当時のアイラ島では一般的であったファームディスティラリーで、使用するモルトの約30%を自社の畑で栽培しています。 自社畑で栽培された大麦は、フロアモルティングされ、キルンでピートをたっぷりと炊き込み、モルトのフェノール値は約20ppmとミディアムピーテッドで、オイリーでインパクトのあるピートが特徴です。
「キルホーマン サードリリース 」は、バーボンの新樽で熟成された4年ものと5年ものの原酒をバッティングしたウイスキーです。少し高めのアルコール度数50%でボトリングしました。 3年熟成のセカンドリリースと比較すると、圧倒的な熟成感と複雑かつふくよかな香りでフルーティで柔らかな味わいが特徴です。
■香り
白桃やマスカットをおもわせるフルーティな香りとバニラのような濃厚な甘い香りが広がります。
■味わい
非常にまろやかな口当たりで、麦芽由来の自然の甘みとピートの力強い風味を味わうことができます。
■余韻
力強いピート感とスパイスのぴりっとした余韻が長く続きます。