ロッホナガ蒸留所は、1845年にスコットランド東ハイランド地方のディー川沿い、水が豊かな土地に設立された少量生産を続けるスコットランドで3番目に小さな蒸留所です。現在では数少なくなった、ウイスキーづくりのすべてを手作業で行っている最後の蒸溜所のひとつです。 「ロッホナガ」とは、ディー川沿いのもっとも高い山のことで、ゲール語で『岩の露出した湖』という意味をもつ言葉です。1848年、近くに別荘地を持つヴィクトリア女王がお忍びで蒸留所を訪れて見学され、王室御用達の証、ロイヤルワラントを与えたとされています。それ以来、ロッホナガ蒸留所は「ロイヤル」という名を冠したボトルをリリースしています。
「ロイヤルロッホナガー 12年」は、口当たりはまろやかな甘みに支配され、その後すぐにピリッとした酸味が追いついてくる心地よい味わいが特徴的です。ロイヤルなボトルをぜひ味わってみてください。
■香り
木の香り、バターと砂糖が焦げたような香りが複雑に広がります。
■味わい
口に含むと、先に甘みが広がりその後スパイシーな風味を感じられます。
■余韻
さっぱりとしたニュアンスのなかに魅惑的な白檀の香りが豊か豊かに長く心地よい余韻となります。