グレンマイン蒸留所は、1897年エルギンの郊外のロッシー川のほとりに設立された蒸留所です。バーボン樽を使用しリッチでスパイシーな要素を持つ原酒で主にブレンド用のモルトとして造られていました。他の蒸留所よりも比較的穏やかな気候に恵まれた地域であるため、樽熟成の間に水分やアルコール分が蒸気となって熟成が比較的早く進み 「天使の分け前」が多いのも特徴です。まろやかな甘みと滑らかさが楽しめます。
「グレンマレイ 12年」は、バーボン樽で熟成させて造ったシングルモルトウイスキーです。100%アンピーテッド・モルトを使用しているのでピート香はなく、バニラや蜂蜜というより、フルーツ香が目立ちスペイサイドらしい上品な仕上がりです。グランマレイ・クラシックは同蒸留所のスタンダードボトルです。
■香り
バタースコッチ、ショートブレッドのような香りとフルーティな香りが広がります。
■味わい
トフィーの柔らかい甘みと柑橘系のニュアンスを伴いほのかにスパイシーな味わいです。
■余韻
ハーブのようなすっきりとした爽やかな余韻です。
オススメの飲み方:ロック、ストレート、トワイスアップ
・樽:バーボン