アベラワー蒸留所は、1826年ジェームズ・ゴードン氏とピーター・ウェア氏によって、スペイサイド地方のほぼ中央に位置し標高840メートルの山脈のふもとラワー川沿いに建てられました。ゲール語で「ラワー川の落合」の意味をもつ言葉です。スコットランドで最小規模クラスの蒸留所で2002年からはボトラーのシグナトリー社が所有しています。厳選したシェリー樽とバーボン樽の2種類の樽を使って熟成する“ダブルカスクマチュレーション”が特長で、シェリー樽の味わい濃くハチミツのように甘い香り、クリーミーでとろけるような舌触りが特徴です。
「アベラワー 16年 ダブルカスク」は、最低16年以上シェリー樽とバーボン樽で熟成されたモルト原酒を最高のバランスで合わせて造られたボトルです。複雑に調和しあう豊かな香りと味わいをぜひお楽しみください。
■香り
ナッツの香りと、フローラルやドライレーズンのような芳醇で華やかな甘いフレーバーが広がります。
■味わい
プラムのようなほのかな酸味のあるフルーティな味わいにスパイシーなコクが加わり、フルボディですが口当たりは非常にスムースです。
■余韻
完熟フルーツを思わせるフルーティさのニュアンスとフルボディでやや複雑で暖かみのある余韻が長く続きます。
オススメの飲み方:ストレート、ロック