アベラワー蒸留所は、1826年ジェームズ・ゴードン氏とピーター・ウェア氏によって、スペイサイド地方のほぼ中央に位置し標高840メートルの山脈のふもとラワー川沿いに建てられました。ゲール語で「ラワー川の落合」の意味をもつ言葉です。スコットランドで最小規模クラスの蒸留所で2002年からはボトラーのシグナトリー社が所有しています。厳選したシェリー樽とバーボン樽の2種類の樽を使って熟成する“ダブルカスクマチュレーション”が特長で、シェリー樽の味わい濃くハチミツのように甘い香り、クリーミーでとろけるような舌触りが特徴です。
「アベラワー 12年 ダブルカスクマチュアード」は、ダブル・カスク・マチュアードでシェリー樽、バーボン樽で熟成させた原酒をそれぞれバランスよくブレンドして造られたボトルです。フルーティでコクのある甘みがありエレガントな味わいが最大の特徴で、2017年「IWSC インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション」で6度目の金賞を受賞しました。
■香り
りんごを思わせるフルーティで優しい香りが広がります。
■味わい
チョコレートやトフィのような濃厚な甘みに、シナモンやジンジャーのスパイシーな風味が絶妙なバランスの味わいです。
■余韻
2つの樽由来の温もりを感じる甘みとかすかなスパイシーさの余韻が非常に心地よく広がります。
オススメの飲み方:ストレート、ロック、トワイスアップ