「ブラントン」は、1849年にケンタッキー州の州都であるフランクフォートに移住したベンジャミン・ハリソン・ブラントン氏が、1865年に設立した蒸留所でつくられたバーボンウイスキーです。経営者の交代により名前が変わり、1999年6月からはバッファロートレース蒸留所となっています。エンシェントエイジ社のディスティラリーに40年間勤め、「ケンタッキーの長老」と呼ばれたバーボン造りの名人"アルバート・ブラントン大佐"のバーボン造りの技法を身体にしみ込ませた愛弟子、"エルマー・T・リー"によって世に出されました。「ブラントン」はその偉大なる大佐の名前から付けられました。通常バーボンは、味の安定と均一化のためいろいろな樽原酒をブレンドしてボトリングされますが、シングルバレルバーボンのブラントンは、厳しいチェックにパスした厳選された原酒をただひとつの樽からのみボトリングします。たとえ同じブラントンとなる原酒の樽であっても混ぜ合わせることはせずに守り続けています。樽によってわずかに異なる香味を楽しめるバーボンです。
「ブラントン フロム・ザ・バレル」は、より風味が際立つ樽を厳選し単一樽のみで樽出しそのままの状態でボトリングしたバーボンです。樽それぞれの特性が楽しめるボトルです。
■香り
しっかりとした樽香が広がります。
■味わい
アルコール度数63度で口当たりの刺激を感じますが、すぐに熟成されたバーボンの芳醇な香味が口いっぱいに広がり、まったりとした濃密な味わいです。
■余韻
コクのある甘みとドライなニュアンスがバランスよくいつまでも続きます。
オススメの飲み方:
・アルコール分:63%