ニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝が、余市とは異なる個性のモルトウイスキーを生み出す風土を求めて選んだのは杜の都仙台の西にある宮城峡でした。広瀬川と新川の二つの清流と、清涼な森の空気に守られた冷涼な気候の中に、ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所を設立しました。
「シングルモルト 宮城峡」は、スチームによる穏やかな蒸留を行った原酒に、シェリー樽モルトと新樽モルトを絶妙にブレンドし、軽快な中にも深みと厚みのあるウイスキーに仕上がっています。華やかな香りと柔らかでスムースな味わいを持つ魅力的な味わいです。
■香り
りんごや洋梨のようなフルーティーで甘く華やかな香りと、樽由来のやわからなバニラ香が上品に香ります。
■味わい
なめらかな口当たりで、ドライフルーツのような濃厚な甘みとほのかなビターなニュアンスが感じられます。
■余韻
麦由来の甘みにかすかな苦みが加わり穏やかな樽香の余韻が穏やかに広がります。
オススメの飲み方:ストレート、ロック
樽:シェリー