日本には現在12万種類の名字があるとされています。
同じ感じで読みが違う場合を数えるとさらに増え17万種と言われています。
そんなたくさんある名字の中から珍しかったり、不思議な読み方をしたり、由来がへーとなるようなものを20つ紹介いたします。
珍しい名字、由来が面白い名字20選
月見里 やまなし
月を遮る山が無いことから土地という意味
十 えだなし
「木」から二本枝をなくして「十」
一 にのまえ
数字の二の前だから。2-1=1ということ。
二 したなが
二つの線で、下のほうが長いから。
九 いちじく
1文字で「く」と読むから。
小鳥遊 たかなし
小鳥が悠然と空で遊べるような、鷹がいない(たかなし)土地という意味。
鷹がいなくて(たかなし)と小鳥がきままに遊べるような土地という意味。
四月一日 わたぬき
綿抜き。四月は綿を抜く時期(収穫)の時期だから。
八月一日 はっさく、ほずみ
穂積という姓が変わった形と言われている。
旧暦の8月1日に稲の穂を刈る風習が由来と言われている。
回り道 まわりみち
ルーツは、和歌山県日高郡日高川町千津川廻り道という住所から。
辺銀 ぺんぎん
帰化人の名字。
沖縄にて確認ができる。
ちなみに食堂を営んでいる。映画化もしている。
猫屋敷 ねこやしき
地名が由来。岩手県九戸郡軽米町上舘の小字の猫屋敷から。
現地には、猫屋敷というバス停もある。
2世帯。
勘解由小路 かでのこうじ
平安初期に設立された地方行政を管理する組織の「勘解由使庁」があった通りの名称から。
現在は京都の地名にもなっている。
降魔 ごうま
明治新姓
明治政府の天皇中心の政治を進める制度である神仏分離令に
先頭だって反対した一人が名乗ったのがルーツ。
仏教を守り抜くという意思からつけられた。
京 かなどめ
「いろは歌」の最後の札が「京」で終わることから。
かなの最後ということで「かな止め」
十二月三十一日 ひづめ
一年最後の日だから。
終夜(よすがら)
一晩中の意味から。
無敵 むてき
山口県の見られる。
高杉晋作が与えたとされている。「無敵幸之進勝之」という名前が由来。
「無敵幸之進勝之」が与えられたのは、とある餅屋。
1866年(慶応2年)の長州征伐での長州軍と幕府軍の戦いに参戦。その奮闘ぶりから。
素麺 そうめん
そのまま素麺や麺を扱う職業就いていた方に付けられた苗字。
見ル野 みるの
由来不明だが、もちろん片仮名まで苗字。
東京
日本の首都である東京の地名が由来。