地球上には、まだまだ人が立ち入ったことが無いような土地や、謎に包まれている土地が数多くあります。
今回は、そんな神秘的な土地を紹介していきます。
未開の謎の地、前人未踏の地
ギアナ高地 テーブルトップマウンテン(ベネズエラ)
ギアナ高地には、写真のような巨大なテーブルのような山が100以上もある地域のことを言います。
テーブルトップマウンテンの頂上は完全に隔離されており、地上とは全くことなる独自の生態系が確立されており、さまざまな独特の動植物が生きています。
また、その地質は20億年前のものと言われていて、地球最古の岩石が存在していると言われているので、度々、研究者に注目される機会が多いスポットです。
他にも、特徴なものとしては、テーブルトップマウンテンに空いている大きな穴である。
代表的なものはサリサリニャーマの穴です。
直径、深さともに350mほどあり、その穴の中にも外とは違って独特な生態系を持っています。
人類未踏の山 ガンケルプンスム(ブータン)
ブータンとチベット国境付近にある人類未踏の山です。標高7570m。
今まで、日本の登山隊を含め、4回挑戦をされましたが、いずれも失敗に終わっています。
1994年、ブータンは6000m以上の山を登る事は宗教上問題があるとされ、登山が禁止となってしまいます。
しかし、1998年日本の登山隊に登頂の挑戦許可がでるも、直前で政治問題に巻き込まれ取り消しになってしまいます。
2003年、当時のワンチェック国王が、永久立ち入り禁止にすると宣言したため、今後登山家が挑戦できる機会は与えられない為、登頂できるものは出てこないとされています。
海中火山 ダロル(エチオピア)
ダロル火山は世界で唯一海抜よりも低いところにある火山です。火山近郊は、鮮やかな色の岩石や沼などで形成されています。
また、この地域は世界で最も気温が高い地域と言われていて、一年と通した平均気温が、35,5度である年もあったという。
難攻不落の山 梅里雪山(中国)
梅里雪山はチベットにある、30kmに渡る連峰の事であり、そのいずれも人類未到達という難攻不落の山々のことです。
どのルートを考えても、考えられないほどの急流であり、インド洋からのモンスーンによって、一年中雪が降って登山家を寄せ付けません。
1902年ごろから日本を含め、イギリス、アメリカと登頂を試みてきましたが、いずれも失敗に終わっています。
ツィンギ・デ・べマラ(マダガスカル)
ツィンギ・デ・べマラは、独自の生態系が現存するマダガスカルの珍しい岩石群です。
剣のような岩が広がる景観を持った地域であり、現地は自然保護、景観保護をされている保護区になっています。
この地域は、人類の手は加えられておらず、石灰岩が侵食されて、長い年月をかけて形成されたとされています。
フォレストレイク(ロシア)
フォレストレイクは、ロシアの何十キロに及ぶ森の中に突如として現れる湖のことです。形成された理由は、確定的な原因はわかっていません。
上記のような上空写真でわかっているのみで、現地に到達したものはいないと言われています。
アマゾンの熱帯雨林(ブラジル)
アマゾンの熱帯雨林は今でこそ研究の対象になることが多いですが、その規模はアフリカの8カ国に大きくまだまだ人が立ち入っていない地域が各地に存在しています。
その地域には独自の生態系が確立されています。