まとめ プログラミング

Dockerを使ってpythonの環境構築をしてVisualStudioCodeとJupyterLabの実行環境を作成してみた

モキチ

Dockerを使ってpythonの環境構築をしたいな

こんな方の為に記事を作成しました。

Dockerはバーチャル上に環境構築ができる今人気のサービスです。

リモートワークなどが増えてきたこともあってこれ以降さらに需要が高まっていきそう。
カエル

pythonはデータ分析や人工知能開発によく利用される言語です。

処理速度も非常に早く,カンタンでありながら汎用性の高さから多くの場面で利用されることがあります。

そのため、エクセルでやっているデータ分析を代わりにpythonでやってしまうなんてことも大いにありです。

処理速度が速いので、時間短縮になりますし、大量のデータ(エクセルだと落ちてしまうような)であっても高速で処理してくれるのでおすすめです。

そんなDockerとpythonを2つの実行環境で作業できるようにします。

1つがJupyterLabです。

こちらはデータ分析などその都度実行しながら作業することに向いています。

冒頭のエクセルの代わりに利用するというときにはこちらがおすすめです。
カエル

もう一つがVirtualVisualCodeです。

こちらはエンジニアが選ぶ人気の実行環境で1位にもなっています。

単純にプログラムを書くためのエディタです。

Webアプリ開発などpyファイルが関わるものはコチラが向いています。

これから利用する機会が最も高いものなので、こちらを絡めた方法を紹介します。

それでは始めます。

Dockerをつかってpythonの環境構築するために必要なもの

まずは必要なものをダウンロードしていきましょう。

▼ダウンロードが必要なもの

1.Docker

https://www.docker.com/get-started

2.Git

https://gitforwindows.org/

3.VirtualVisualCode

https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/

Dockerのインストール

https://www.docker.com/get-started


こちらからインストールをしましょう。
get dockerをクリック後インストーラーがダウンロードされるので、そのままインストールしてください。

Gitのインストール

https://gitforwindows.org/

こちらは特に難しいことはありません。
インストーラーに沿って進めれば問題がありません。

VirtualVisualCode

こちらもインストールについては難しいことはありません。

設定を少し行いたいのですが、それは後述しますのでお待ちください。
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/

※これらダウンロードした後は再起動を行いましょう。

カエル

Dockerの環境構築をする

それでは本題のDockerの環境構築をしていきます。

ここではまずJupyterLabの環境構築をしたあと、VirtualVisualCodeの環境構築をしていきます。

まずはDockerがインストールされているかを確認します。

コマンドプロンプトまたはターミナルを開いて

docker --version

と入力をします。

画像のように表示されればインストールされています。

カエル

gitを利用して必要なファイルをそろえる

今回必要になってくるファイルをgitを利用して揃えます。

今回はkinocodeさんのファイルを利用します。

コマンドプロンプトまたはターミナルで以下を実行してください。

git clone https://github.com/kino-code/docker-python.git C:\Users\gekkolog\Documents\docker-python

※2つ目のgit以降はあなたのPCのフォルダ名を選択してください。
おすすめはどこかにdocker-pythonとわかりやすいフォルダを作成しておくことです。

cd C:\Users\gekkolog\Documents\docker-python

次にcdで先ほどダウンロードしたフォルダに移り

docker-compose up -d

上記のコマンドを実行してコンテナを作成します。

ここかなり時間かかります。思っている三倍くらい(笑)

カエル

Successfullyとでればコンテナの作成が完了です。

お疲れさまでした。

Dockerで「JupyterLab」を立ち上げる

この時点ですでにJupyterLabの実行環境が立ち上がります。

ここにアクセスしてください。

http://localhost:8888/lab

このような画面が表示されていれば問題ありません。

JupyterLabを動かしてみる

それでは実際にJupyterLabを動かしてみましょう。

python3をクリック

この空欄に入力をします。

print('Hello python')

上記を入力します。

再生マークを押せば実行になります。押してみてください。

Hello pythonと入力されると思います。

カエル

それでは、

5 + 10

と入力して実行してみてください。

15と入力されます。

Dockerを使ったVisualStudioCodeでの環境構築

それでは次にVisualStudioCodeの環境構築をします。

まずはいくつか拡張子をインストールします。

必要な拡張機能をインストールする

ここではVisualStudioCodeを利用する上で必要な拡張子を紹介します。

インストール自体はどれも同じで

VisualStudioCodeを立ち上げて赤枠の「Extensions」をクリック

インストールしたいものを検索して、インストールをクリックするだけで終了します。

この5つは少なくともインストールしておきましょう!

カエル

1.Japanese Language pack for VisualStudioCode

VisualStudioCodeが日本語化します。

わかりやすくなるので是非インストールを。

2.python

pythonをVisualStudioCode内で利用できるようにします。

3.Docker

VisualStudioCodeでDockerを操作ができるようになります。

4.Remote Container

DockerのコンテナでVisualStudioCodeをいじることが出来るようになります。

5.Python Extension pack

デバック機能が利用できるようになります。

ここまでで一旦完了になります。そのほかにも便利な拡張機能はあるので、適宜入れてみてください。

カエル

それでは、VisualStudioCodeでコードが書けるかを確認しましょう。

赤枠のエクスプローラークリックします。

次に、「フォルダを探す」をクリック

「/」と検索しenterをしてください。

すると画面のようになります。

一番したの「workspace」を確認してください。

こちらが先ほど作成した「docker-python」の内容と同じものになっているはず。
カエル

それではここで新規でコードが入力ができるか確認しましょう。

新しくファイルを開くをクリックしてください。

その後、Hello pythonと入力をします。

右上の再生マークをクリックして実行します。

ターミナルという部分に実行結果が表れると思います。

以上で完了です。

いかがでしたでしょうか?このほかにもpythonできることをご紹介していきます。

カエル

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