一番高い車はいくらなのか考えたことありませんか?
調べてみると、かなり天文学的な金額になってました。
下記より、世界で一番高額な車ランキングTOP10です。
世界で一番高い車ランキングTOP10
10位 フェラーリ250テスタロッサP 落札額16億8000万円
10位はフェラーリのスポーツカー。Pはprototype(プロトタイプ)のP。
世界スポーツカー選手権の為に作られたもので世界に70台にも満たない。
ちなみに、フェラーリのPシリーズはフェラーリの伝統で、車体番号の末尾が必ず偶数になっている。
9位 フェラーリ250LM 落札額21億円
続いてもフェラーリのスポーツカー。
社名の「LM」は「ル・マン」で、有名なフランスの「24時間耐久レース」のことを指している。
その名に負けずに実際にこのル・マン24時間耐久レースに優勝している車でもある。
8位 アストンマーチンDBR1 24億7000万円
イギリスの高級スポーツカーメーカーのアストンマーチンがランクイン。
もともと経営が不安定だったことや、第二次世界大戦などさまざまな障壁を乗り越え、
1859年にル・マン24時間耐久レースでフェラーリやジャガー、ポルシェなど名だたるメーカーを抑え
完全優勝を果たしたのがこの車体。
まさに、アストンマーチンの黄金期を作った車体である。
7位 1967年型フェラーリ275GTB4 NARTスパイダー 28億2000万円
世界に10台しかない、オープンカータイプのスポーツカー。
車体からはわからないが、300馬力もある。
落札当時2013年では、世界最高額であった車。
6位 1962年型フェラーリ250 GTO 29億2000万円
1962年~1964年に製造された車体。GT用(長距離走行用)
2004年に『スポーツカー・インターナショナル』誌が発表したトップスポーツカーランキングで総合1位に選ばれた。
「GTO」は「Gran Turismo Omologato」(グラン・ツーリスモ・オモロガート)の頭文字。
5位 1954年型メルセデス・ベンツW196Rシルバー・アロー 約30億4000万円
メルセデス・ベンツが1954年と1955年のF1世界選手権で使用した車である。
レース記録は12戦中9勝を記録し、勝率はなんと脅威の75%。
ファン・マヌエル・ファンジオが2年連続ドライバーズチャンピオンをなし得た車体である。
ちなみに、W196R(Rennwagen (レーシングカー) )とW196S(Sport (スポーツカー) )と同時にレースに出場した際は
なんとワンツーフィニッシュを果たしている。
4位 1935年型ブガッティ・タイプ57SC アトランティーク 約32億7000万円
フランスの自動車メーカー・ブガッティが1934年から1940年まで製造した車体。
ブガッティの中では、一番製造されたモデルでもある。
ブガッティ創立者の長男・ジャン・ブガッティによってデザインと設計がされた車体。
さらに、洗練されたデザインにも関わらず、時速185㎞/hで走行することができる。
3位 1957年型フェラーリ250テスタロッサ 落札額41億3000万円
生産台数はわずか34台。シャシーナンバーは「0704」
1957年のル・マン24時間レースでデビューをしたが、エンジンの不具合で途中棄権している。
だが、翌年フィル・ヒルとピーター・コリンズがこの「0704」に乗り、ブエノスアイレス戦とセブリング戦の2戦で見事勝利を勝ち取った。
2位 1957年製フェラーリ335 S スパイダー・スカリエッティ 約42億円
公式のオークションでは歴代最高額。価格は何と42億円。
2016年2月5日のパリのオークションで
サッカーのメッシとクリスチャーノ・ロナウドが競り合ってメッシが落札したと言われている。
1位 1963年型フェラーリ250GTO 約56億円
6位のモデルの1963年製造のもの。
6位とここまで価格差がある理由は、最初のオーナーがジャン・グーシェという、1964年のル・マン24時間レースで優勝経験のある元レーサーが、前年にツール・ド・フランス・オートモービルでという大会にてこの車に乗って優勝したからと分析されている。