アジアの大学ランキングで日本はどれくらいの順位か知っていますか?
今回は由緒正しい、二つのランキングをご紹介します。
一つは、イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education(THE)」が発表した「THEアジア大学ランキング2021」。
もう一つは、英大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)が発表したアジアの大学ランキングの2つのランキングをご紹介します。
「Times Higher Education(THE)」が発表した「THEアジア大学ランキング2021」
イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education(THE)」は6月2日に、今回9回目となる「THEアジア大学ランキング2021」を発表しました。
ちなみに、このランキングは「教育」「研究」「被引用論文」「産業界からの収入」「国際性」の5分野の指標を使ってランキングを立てているようです。
その結果がこちら。
1位「清華大学」中国
2位「北京大学」中国
3位「シンガポール国立大学」シンガポール
4位「香港大学」香港
5位「シンガポール南洋理工大学」シンガポール
6位「東京大学」日本
7位「香港中文大学」香港
8位「香港科技大学」香港
9位「ソウル大学校」韓国
10位「京都大学」日本
中国の清華大学が3年連続で1位でした。
そして、北京大学が2位と前年同様中国がワンツーフィニッシュでした。
日本はというと実は全体ではランキングを上げています。東大は7位から6位に、京大が12位から10位。
英大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)が発表したアジアの大学ランキング
英大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)は去年の11月25日、2021年版のアジアの大学ランキングを発表しています。
「大学研究者からの評判」が30%、「企業からの評判」が20%、「生徒数当たりの教員数」が10%、「国際的な研究ネットワーク」が10%、「教員ひとりあたりの論文数・論文あたりの引用数」が15%、「博士号取得の教員数」が5%、「教員と生徒の国際ダイバーシティ」が5%、「交換留学生」が5%で評価されています。
- シンガポール国立大学(シンガポール)
- 清華大学(中国)
- 南洋理工大学(シンガポール)
- 香港大学(香港)
- 浙江大学(中国)
- 復旦大学(中国)
- 北京大学(中国)
- 香港科技大学(香港)
- マラヤ大学(マレーシア)
- 上海交通大学(中国)
- 高麗大学校(韓国)
- 韓国科学技術院(KAIST)(韓国)
- 香港中文大学(香港)
- ソウル大学校(韓国)
- 東京大学(日本)
- 成均館大学校(韓国)
- 京都大学(日本)
- 香港城市大学(香港)
- 国立台湾大学(台湾)
- 東京工業大学(日本)
- 延世大学校(韓国)
- 大阪大学(日本)
- 東北大学(日本)
- 漢陽大学校(韓国)
- 香港理工大学(香港)
シンガポール国立大が1位でした。
日本の大学でリストアップされたのはなんと105校もあって、前年に比べて16校増えています。
ちなみに日本の大学の順位はこんな感じ。
英大学評価機関クアクアレリ・シモンズ(QS)の日本の大学の順位
- 15位 東京大学
- 17位 京都大学
- 20位 東京工業大学
- 22位 大阪大学
- 23位 東北大学
- 29位 北海道大学
- 31位 九州大学
- 32位 名古屋大学
- 40位 早稲田大学
- 45位 慶應義塾大学
- 49位 筑波大学
- 66位 神戸大学
- 78位 広島大学
- 91位 一橋大学
- 122位 東京医科歯科大学
- 130位 千葉大学
- 136位 東京農工大学
- 137位 東京理科大学
- 141位 立命館大学
- 145位 東京都立大学
- 150位 金沢大学