クローラーって何?
SEO対策で重要なことなの?
検索結果に表示させるのに必要って聞いたけど本当?
こんなお悩みを解決します。
クローラーとは、Webサイトを巡回してデータを収集保存するロボット(ボットやスパイダーとも言われます)のことを言います。
Google、Yahoo!、Bingなどそれぞれの企業が持っており巡回しています。
今回は「クローラーがどんな働きをしているか?」や「検索エンジンの掲載までの仕組み」「効率的にクローラーに巡回させる7つの方法」この辺りをご紹介していきます。
この記事の内容
・クローラーとはなにかを理解できる
・検索エンジンの掲載までの仕組みが理解できる
・クローリングされやすいサイト設計をしたくなる
あなたも、この記事を読み終わったらクローリングされやすいサイト設計をしたくなること間違いありません!
それでは始めていきます。
クローラーとは?何をしているの?
上述した通り、クローラーはWebサイトを巡回してデータを収集保存するロボットのことを指します。
じゃあ、Webサイトを巡回して何してるの?…
結論から言うと、Webサイトを検索結果に掲載するためです。Google、Yahoo!、Bingなどの各企業はクローリング(巡回)して取得した情報を元に、検索結果に反映しています。
つまり、どんなにいい記事でもクローリングしてもらわないと、検索結果に掲載されません!
クローリングでもたらされること
クローリングされることで得られるメリットは大きく分けて2つです。
①検索結果に掲載される
②何度もクローリングされることで、掲載順位が決まる。
クローリングで得られるメリットは①だけではなく、②のように何度もクローリングされることで得られることもあります。
クローリングが何度も行われることで、Googleなどの検索アルゴリズムに、より正確にWebサイトが解析・評価されていきます。その結果に元ついて検索結果の表示順位が決まります。
上位表示を目指しているブロガーにとって「クローラーとは?」や「効率的にクローリングしてもらうには?」という知識は非常に重要です。
それでは、どのようにすれば効率的にクローリングをしてもらえるのか?その方法をご紹介していきます!と言いたいのですが、より深く理解してもらうために一度「検索エンジンの掲載の仕組み」を説明させてください。
検索エンジンの掲載の仕組み
それでは、検索エンジンに掲載されるまでの仕組みを整理します。
検索エンジンに掲載されるまで
- 記事を公開する
- クローラーがWebサイトの情報を収集・保存する
- インデックスされる
- 検索エンジンの検索結果に掲載されるようになる
こんな感じですね。
上記見てもらえればわかる通り、なぜクローリングするか?という正確な回答は「インデックスされるため」なんです。
インデックスとは?
「インデックスとは、検索エンジンのデータベースに登録されること」を指します。
インデックスされたデータベースに元づいて検索結果に表示がされます。
つまり、「クローラビリティをあげて、インデックスされやすいサイト設計をすること」これが重要なのです。
それでは、少し回り道をしましたが、どのようにすれば効率的にクローリングをしてもらえるのか?その方法をご紹介していきます!
クローラビリティを上げて、効率的にインデックスさせる5つの方法
上記までで、いかにクローラビリティの高い(クローリングされやすい)ことと、インデックスさせることの重要性は理解してもらえたかと思います。
以下よりクローラビリティを上げて、効率的にインデックスさせる7つの方法をご紹介していきます!
「7つ」と言われると「ちょっと多いな…」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、どれも簡単なのでぜひ試してみてください。
・サイトマップを作成・送信する
・三段階構造を心掛ける
・内部リンクを設置する
・パンくずを設定する
・インデックスを手動で登録する
・アンカーテキストをわかりやすくする
・ページネーションは数字にする
サイトマップを作成・送信する
サイトマップは、Webサイトにどんなコンテンツがどこにあるのかを伝える地図のようなものです。
クローラーはこれを元に巡回をしますので、まだ作成していないという方は作っておきましょう!
サイトマップの作成・送信方法は記事にしてますので、下記をご覧ください。
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三段階構造を心掛ける
良いサイト設計の条件の1つに、「TOPページから2クリックでサイト内すべてのページに行ける」というものがあります。
これは、ユーザービリティを上げるためで説明されることが多いですが、クローラビリティを上げるという目的でも非常に有効です。
たった、2クリックで全部回れるなら、ロボットに効率よく巡回できますよね。
内部リンクを設置する
関連の記事が出てきたら、積極的に内部リンクを設定するものクローラビリティを上げる施策として効果的です。
こちらもユーザービリティを上げる目的で行うことが多いですが、クローラーもサイト内構造を認識しやすくなります。
パンくずを設定する
そもそもパンくずとは、以下のようなものです。
ここですね。基本的にWordPressの有料テーマを利用している方は、どこかにあると思うので確認してみてください。
僕が利用している「affinger6」はこの辺りはバッチリ設定済みです。
インデックス登録のリクエストを手動で送信する
インデックスはクローラーが勝手にきて、巡回してその情報を元にインデックスをするのですが、このインデックスを手動で求める方法があります。
先ほどもご紹介したようにクローラーは何もしなくても勝手に来てくれるのですが、サイトを立ち上げたばかりだとなかなか来てくれないということもあるかもしれません。
なので、最初のうちは記事を書いたらインデックス依頼をするというのは有効だと思います。
Googleサーチコンソールを開く
Googleサーチコンソールを開きます。
まだ登録できていないという方は下記の記事から登録をしてみてください。ブログ運営する上で必須のツールです。無料なのでこの機会に登録・設定してしまいましょう。
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URL検査を探す
Googleサーチコンソールに入ったら、左側のメニューから「URL検査」をクリックします。
あなたの記事URLを入力する
あなたの記事URLを赤枠内に入れて「Enter」を押してください。
インデックス登録をリクエストをクリック
上記のようにインデックス登録をリクエストをクリックします。
この画面で下記のようになっていれば、一応インデックスされています。
ちなみに、記事がインデックスされているか確認する方法もありますよ!
これもかなり簡単で、Googleの検索画面で下記のように入力するだけです。
site:あなたの記事URL
カンタンですよね。僕の記事でやったみた結果が下記です。
赤枠のようにあなたの記事が出てくれば、問題なくインデックスされています。
万が一出てこない場合は、インデックスされていません。もう一度、インデックスの依頼をかけて時間を置きましょう。
アンカーテキストをわかりやすくする
アンカーテキストとはリンクが貼られているテキストのことです。
このテキストをわかりやすくするのも有効です。
例を出すと、「ここをクリック」や「こちら」だけの表現を避け、「TOPに戻る」のように具体的にするといいでしょう。
なぜかというと、Googleはユーザーファーストに基づいてクローラーのアルゴリズムも設計しているので、人間がわかりやすいような表示方法がそのままクローラーにも伝わりやすいものとなるからです。
ページネーションを数字でわかりやすくする
ページネーションとは、前後のページへ遷移するためのボタンです。
これがたまに「次へ」、「前へ」となっているより、「数字」である方がクローラーには伝わりやすいです。
クローリングしやすいサイト設計をしていきましょう
Googleの検索結果に表示されるというのは、サイト運営において最も重要なことです。
せっかく書いた記事がネットの上をさまよっているということが無いように、クローリングしやすくインデックスされやすいサイト設計をしていくことが大事です。
最後までありがとうございました。