まとめ

長く地球に生きている動物・生き物まとめ【生きた化石】

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生き残る種とは、最も強いものではない。

最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。

とダーウィンは名言を残しましたが、そのことを否定するかのごとく、気の遠くなるほど昔から、ほとんど姿形を変えずに現代まで生き延びている生き物たちもいるのです。

今回はそんな大昔から、この地球に生息する生物たちを紹介します。

愛すべき「生きた化石」たち

それでは生きた化石たちを記載していきますが、今回は画像なしでいきます。理由は、ちょっと刺激的な生物も含まれているからです。

ちょっと苦手な人もいるかなという見た目をしている生物には※印を付けていきます。

シーラカンス※

生きた化石と言えば、この生物を思い浮かべる人が多いでしょう。

生きた化石の代名詞的存在シーラカンス。

絶滅したとされてきた魚ですが、1938年にアフリカで発見された事で、まだ生きている事が確認されたお魚。その後、インドネシアでも発見されている。

その歴史は古く3億年〜4億年前から変わっていないというのだから驚き。

パンダ

生きた化石のアイドルとでもいいましょうか。

実は、300年前から生きていたと言われています。

弱そうなのに特に変化もしていません…

もちろんクマの仲間ですが、珍しく冬眠をしないのは有名な話。

カモノハシ

実は生きた化石の仲間です。

卵を産むが、母乳で育てるという謎の生物。

鳥類の定義や哺乳類の定義を逸れています。

見た目は、鳥類のようなクチバシ、爬虫類のような水かきのある手、哺乳類のような体毛がある。さらには爪には毒があります。

しかも、面白い事にカモノハシの遺伝子を調べてみると、鳥類も爬虫類も哺乳類も持っているという事がわかっています。この事からすべての祖先はこのカモノハシに近い生物だなんていう説もあるほどです。

繰り返しますが、控えめに言って謎の生物。

極めつけは、排泄口と子宮口が同じということです…

オオサンショウウオ※

日本原産にして、世界両生類にして、特別天然記念物という結構な称号を総ナメしているいきもの。

約3000年前から生息していて、そのころから姿形が変わっていないといいます。

大きくなるものは、150cmくらいになります。

ハイギョ※

名前の意味はそのまま魚なのに肺があるからハイギョ。

めずらしい。

鼻もあります。

めずらしい。

けれど、胃はありません。

めずらしい。

結構前から生息していて1億5000万年前から姿形変えずに、生息していると言われています。

ラブカ※

深海にいるサメです。

かなり怖い形相をしていますが、実はすごく弱いそうです。

サメの中では、最も古いとされていて、1億5000万年前から生息していると言われ、もちろんその頃から姿形を変えていない、生きた化石の仲間です。

オウムガイ※

アンモナイトに似た見た目をしていますが、全く別の種類です。しかもアンモナイトよりも古くから存在していて、なんと4億5000万年以上前から生息していると言われています。

今回の記事では、1番の先輩です。

ツチブタ

ブタと名前に入っていますが、実は「ツチブタ」という固有種です。

なぜブタと入っているのにブタじゃないかと言うと最初に名付けた人がブタと名付けてしまったからというちょっと可哀想な生き物です。

古代エジプトの壁画にかかれている「セト」という神様の頭はこのツチブタと言われています。

結構古くから生息していて、6500万年前から姿形を変えていません。

イチョウ

まさかの生物と思われるかも知れませんが、1つだけ入れさせて下さい。

2億8000年前から生きていると言われ、昔から扇形の葉っぱにクセのある実を付けていたそうです。

まとめ

生きた化石たちでしたが、いかがでしたか?

個人的な感想としては、人間が決めた分類学に当てはまらないような方々が多いなと思いました。(カモノハシとかハイギョとか)やっぱり、長年姿を変えずに生きるのは「型にはまっててはいけない」のかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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