基本情報
ポイント
総合評価
価格
27800円
少々高いのがネックポイント
容量
750ml
アルコール度数
43度
【入数】1本
ブレンデッドウイスキー
飲み方:ストレート、ロック
生産地:イギリス
ロイヤルハウスホールドの歴史
ロイヤル・ハウスホールドという言葉は、イギリスの「英国王室」を意味します。箔がつくので、英国王室の名前を銘柄名に入れようと努力して、「ロイヤル」を認められた銘柄のウイスキーはありますが、「ロイヤルハウスホールド」とはっきり「英国王室」として名称を認めれたウイスキーは後にも先にもこのウイスキーしかありません。
ロイヤルハウスホールドの誕生は、1897年です。
当時のイギリス皇太子エドワード7世が、皇太子専用のウイスキーを作って欲しいという勅命を出したのがきっかけと言われています。
その勅命を受けたのが、当時ウイスキー産業で莫大な利益を出していた「ジェームズ・ブキャナン社」です。
「ジェームズ・ブキャナン社」は皇太子のため、いくつかのブレンデットウイスキーを作成し、皇太子に送りその中から皇太子自ら選んだウイスキーがこの「ロイヤルハウスホールド」になります。
このウイスキーが正式に「ロイヤルハウスホールド」と名付けられたのは、それから4年後の1901年、エドワード7世が皇太子から国王になった年です。
ロイヤルハウスホールドを飲めるのは3箇所だけ
ロイヤルハウスホールドが飲めるのは世界で3箇所だけです。
その3箇所のが
ポイント
・イギリスのバッキンガム宮殿
・ヘブリディーズ諸島のハリス島のローデルホテル
・日本
日本は、ロイヤルハウスホールドが飲める数少ない地域の1つになっています。
昭和天皇が皇太子時代にイギリスを訪れ、その時プレゼントとして贈られたのが、このロイヤル・ハウスホールドだったという経緯があります。
それ以来、英国王室も特別に日本での販売を認めています。
ロイヤルハウスホールドのキーモルト
ロイヤルハウスホールドに使われているキーモルトは、ブキャナン社のダルウィニーやグレンファースを中心に作れているモルトウイスキーです。
グレーンウイスキーも合わせると、45種類あまり原酒がブレンドに使用されています。
使われている原酒は、英国王室御用達の名に恥じない希少価値の高い原酒です。
選りすぐりの原酒のため、その味わいはバランスよく味わいの特徴はバランスがよく、上品な香りを楽しめます。
ロイヤルハウスホールドの味わい
■色
発色の良い金色
■香り
香りはウイスキーならではの麦芽の香りでありながら、リッチなフルーティさがあります。
■味わい
ボディはそこまで重くありません。口に含むと麦芽の旨味を感じることができます。味の中盤には、スモーキーさがかすかにあり心地よいです。
■余韻
終始麦芽の香りと味わいがバランスよく滑らかに続きます。ほのかですが、フルーティな甘みが長く上品に続きます。
ロックにするとアルコール感が和らぎ、まろやかになります。
また、香りも膨らみ甘みが少し増します。
水割りや、ハイボールでも上品で滑らか。それでありながら穏やかに麦芽の心地よく感じられます。
価格を考えるとなかなか手が出ないウイスキーかもしれませんが、
唯一無二の英国御用達のウイスキー、一度試してみてはいかがですか?